実際に施主支給を行うための注意点です。施主支給では失敗してしまうケースもしばしば見受けられるようです。以下に注意して、円滑で後悔のない住まいづくりを目指しましょう。
新築・リフォームの際に依頼する建築会社に、商品の施主支給が可能か、必ず確認しましょう。現在では殆どの建築会社が施主支給を受け入れていますが、稀に受け入れないケースもあるようです。
建築会社に対してどの部分を施主支給するのか、取り付けも含めるかなど明確に話しておきましょう。新築・リフォームの現場には複数の業者が工事に関わることになります。商品の搬入や工期、現場のトラブルを避けるためにも重要な確認事項といえます。工事中に商品に傷がついてしまった、施工に不備があったなど、万一の事態に備えて、責任の所在を明らかにしましょう。
情報収集にカタログやインターネットを利用される方が多いと思いますが、商品を絞り込んだといって慌てて商品を手配する必要はありません。できるかぎりメーカーのショールームなどで実物の仕様やデザインを、お施主様ご自身の目で確かめて下さい。
実物と写真の印象に多少の違いを感じる場合がありますし、付属するオプション類や商品仕様によって、品番が複数にわたっていたりすることも多いので、ショールームで確認すると安心です。
施主支給で商品を購入したものの、仕様や寸法取りの違いから、設置にあたって失敗してしまったというケースがしばしば見受けられます。システムキッチンやバスはお施主様のご注文に応じたメーカーによる1点ずつの製造ですので、キャンセルや返品はお受けできません。ご自宅の構造に工事を加えなくては取り付けができず、結果として追加工事による予想外の費用がかさんでしまった、などといったトラブルを避けるためにも、ご購入の前に、ご自宅の図面と商品が適合するか否かなどの正確な判断は、施工会社へ積極的に相談することをお勧めします。
システムキッチンやバスといった商品は、ただ購入すればおしまいというものではありません。正しい取り付けを行うことで、はじめて設備といえるものになります。
また、万一不具合が出た場合に備えて、商品にはメーカーの保証がついていますが、メーカー認定の施工無しでは施工保証やアフターメンテナンスは受けられません。